江戸時代中期に日本橋魚市場で初めてつくられた「はんぺん」当時、江戸幕府は長崎俵物(俵三品)と云って「ふかのひれ」「干しあわび」「干し海鼠」を中国に輸出していました。
そこでひれを取った後の魚体が多く市場に出回ったところから、蒲鉾屋がつくり出したのが「はんぺん」です。
当時は鮫の肉を包丁のみねで叩いて裏ごしし、臼に塩と山芋、それにこめ粉(しんこ)という米の粉を混ぜてつくっていました。
最近はスーパーで販売している商品の中には、鮫肉にタラのすり身などを混ぜて使っていますが、当店では江戸時代より創業以来330余年変わらぬ伝統製法を守り、身が柔らかいヨシキリ鮫を6割、旨みの強い青鮫を4割の割合で使い、そこに塩、山芋、卵白、で味付けし、こだわりの食感と旨味を引き出し一枚一枚手作業で型取ります。ふわふわで、口に入れると旨味広がる当店のはんぺん、ぜひご賞味ください。
- 価格
- 432円(税込)
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